STORY

＜物語A「いつか出会う歌」＞
時は2100年。中央統制AI：メインフレームの元で世界はバランスを保ち、人類とAIは共存して平和に暮らしていた。女子校に通う柏木空は「不思議部」というヘンテコな部活を作り、親友のAI・木村ココロ達と日々あらゆる不思議を追っかけていた。そこで偶然発見した「ある物」が原因で空たちは大きな陰謀に巻き込まれていく。
 
＜物語B「終わらない歌」＞
現代。舞台は普通の女子高。たった一人の科学部・中森あゆみは、ちょっと変わったAIの研究をしていた。同じくたった一人の文芸部・松田佐江とは同じ部室を共有しているがほとんど会話もない。そんな部室にこれまた、たった一人の音楽部・美空晴子がやってくる。
 
＜物語C「はじまりの歌」＞
物語Aから20年後の世界。AI達の暴走により、人類は点在するコロニーに立て籠り日々怯えながら暮らしていた。その一つのコロニーで研究を続けている科学者・真野朝美。彼女の研究には人類の存亡がかかっていた。「科学の発展が人類を不幸にしている」と科学者である自分の存在意義を疑う日々。そんな中、朝美の妹・真野美雪は人間とAIが本当の意味で共存できる世界を夢見ていた。
 
3つの時空を超えた物語が線で繋がった時、一つの小さな奇跡が起こる…。